年間30億本を超えるお花が販売されている日本で、今問題になっているのが“ロスフラワー”。ロスフラワーとは、流通過程で生花が誰の手にも渡らないまま、廃棄されてしまうことをいいます。

捨てられてしまう理由は様々ありますが、品質やサイズが規格外であったり、出荷中や保管時に傷んでしまったり、花屋さんで売れ残ってしまったりといったことがあげられています。

本来であれば、生産者から生花店へわたり、各家庭、イベント、冠婚葬祭などで使われるはずのお花が、日の目を見ることなく、綺麗に咲いたまま廃棄されているのです。ロス率は30〜40%と高く、同じく問題視されているフードロスと比べても、より高いロス率となっています。